2007' 5.05
長野県 駒ヶ根 大田切川
さて、2日目である。
今日は東京へ帰るのであるが、途中で大田切に寄ることにする。
観光のメッカでありG.Wもピークのラストであろうかと思う。
こんなときに行ってそもそも釣りになるのかどうかと云う不安もあるがその時は其のときである。
どうせまともに帰れば渋滞の絶頂にハマルことになるであろう。時間をずらす意味もあるのでともかく行ってみる。
出発がスローだったので、大田切川に到着したのはもう昼であった。
観光客にまじってパンの製造直売店で長いレジ待ちの列に並んでランチ用にパンを仕入れる。
パンをかじりつつ、吊橋のたもとから川を覗くと相変わらず広大な河原のなかを細い流れが下っている。
川遊びしている観光客はそこそこいるが、同業者は以外と少ない様に見受けられる。
観光案内所で釣り券を購入すると、上流を勧められ、「クマの目撃情報もありますから気を付けて下さい」ともおっしゃる。
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取り敢えず、車で上流に向かい、支流に入って車寄せに駐車する。 身支度をしていると、黒くてアブを二周りくらい小さくしたような虫が数匹たかってくる。五月蝿いがシカトして用意していると、カミさんが「刺された」と言うので見てみると、確かに足に吸血された跡がある。 ワタシのデータ・ベースには、あの見てくれで吸血する虫の記憶がないのですっかりナメていたのであるが、ブユ系の虫であろうか? 念のために用意していた防虫剤で虫どもを追っ払い、カミさんは刺されたところに「かゆい〜」といいながらかゆみ止めを塗っている。 持ってきてよかったなぁ。 本流まで歩いて入り、この支流まで釣り上ってくるつもりだったのであるが、車を止めた直ぐ下の流れは誰も居なくていかにも出そうな予感がしたので、先にちょっとやってみることにする。 |
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見ると、小さなプールではライズもしているし、すぐ目の前を泳いでいる魚も見える。 見えている魚は全く反応しないが、流れ込みにフライを落とすと直ぐに別の魚の反応があった。が、ドジって合わせ損ねる。 結構早いライズで、三回目くらいにようやく乗った。 上がってきたのは綺麗だが小型のイワナ君。 取り敢えずボーズは免れた。 ところで、底石が黒い川だなぁと思っていたら、そういえばそんな名前の川であった。 |
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魚は何匹か居る様なので、カミさんに交替してやってもらう。 だが残念、出ないのである。 その上のプールでもパッと、そこそこサイズのヤツが出たがやはりフッキングしなかった。 そしてまたその上のちょっと大きなプールでは合わせ切れ一発。 そこでも複数の魚が見えたが、底にへばり付いてただ泳いでいるだけで水面には何の興味も示さないのであった。 もう少し釣り登るがパッタリ反応が無くなってしまったので、歩いて本流に向かう。 |
大田切本流の放水口上流に入ってみるが、水量が多くてマトモにフライを流せるポイントがほとんどない状況である。 たまにピシャッと出てくるのはフライも咥えきれないような稚魚アマゴ。 所々で泳いる魚も見えるが、そんなチビばかりである。 ロクに川通しの遡行も出来ないので、そのまま道路に上がり、歩いて支流の合流点よりも下まで下るコトにする。 |
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下流は水量的には悪くないのであるが、いかんせん魚の気配が余りに薄い。 マトモなサイズのヤツは一匹だけ浅瀬を走る所を見かけたが、あとは上流と同様のおチビさんが2〜3回出る程度である。 そのまま支流に入って釣り登るつもりだったが、合流点から支流を少し上った辺りでは大規模な山肌の崩落があったらしく、復旧工事の最中であった。 勿論、崩落部から下流ではすっかり川が死んでしまっている。 以前は結構釣りになるいいポイントがあったのに残念な事である。 魚が戻るところまで回復するには永い時間が掛かることであろう。 |
それでも、その上のスポットで今度こそ掛ける。 ホンとはフライが岩の陰に入って見えなくなったのでピックアップしようと思ったら食っていたのである。 ともあれ、まともなサイズの銀毛アマゴである。 惜しまれるのは成魚放流まる出しのボディであるが、この際、贅沢は言うまい。 |
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さて、カミさんにも釣って貰わねばなるまい。 この辺りは魚が居るようなのである。 で、すぐに次のスポットでクワッと出たのを一発でジャストミートしてくれましたね、ワタシと違って。 「逃げちゃう!早くすくってーっ!!」と叫ぶカミさんの言葉に、バレたら一大事とネットを片手に岩を飛んで走るワタシ。 椎間板ヘルニアの割りには我ながらよく動くじゃないか。 無事ネットに収まったのは、これまたワタシのとは違って、見事なコンディションの一目で居付きと判る美しいアマゴちゃんである。 |
![]() う〜ン、これはいい魚である。 ウラヤマシイじゃないかっ! 勿論、ご満悦である⇒。 |
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![]() そして調子の出たカミさんは続けてアマゴもう一匹!! 再びワタシはネットを片手に走るのである。 これは成魚放流モノであるが、そんなことは大したモンダイではないのである。 さらにご満悦⇒。 |
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この後は魚の反応もすっかり止まり、気温も下がって冷え始める。
時間も時間である。いつの間にか午後7:00近くになっていた。
ワタシたちとしては、ネットに収めた魚以外にもけっこう魚の反応があったことでもあり、これ位で十分に「釣れた」気がするのであった。
それにしても最後はすっかり秘書さんにしてやられてしまった。
今までの釣りではなかなかアマゴやヤマメと波長が合わなかった彼女であるが、ここ2日の釣りで急に仲良しになった様である。
虫に血ィ吸われたのが良かったのか??
ともかく、釣れて良かった。
クマさんにも会わなくて良かった。
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コチラは帰りの車中のネコさん。 秘書さんの膝の上で死んでます。 久々の長旅だったのでチョイと疲れた様ですな。 彼は今年、5月でとうとう13歳である。 ジィ様である。 そりゃ、疲れもしますわな。 でも、普段は以外と元気なのですよ。 トシを感じさせません。 寝てる時間は長くなりましたけどね。 |
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コレは帰宅した翌日のシャチョーさん。 クターっになっとります。 なんだか、エビとかアンモナイトとか、そんなモノを連想させるのである。 |
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