最後、フライをダメもとでエルクヘアー・カディスに変える。
暗くてティペットがフックのアイに通らない。オレってこんなに目悪かったかナ?
「まかせなさい」という秘書にティペットを通してもらう。私より彼女の方が視力は随分と低いハズなんだケド・・・。

辛うじてエルク・ヘアーのウィングが薄っすらと暗い水面に見えるか見えないか。
そんな状況であるが、どうやらフライは正解らしく、次々とライズがあるものの、なかなか乗らない。

何かがフライに覆いかぶさった様に見えたので今度こそは、とすかさず合わせるとズンっ、と乗った。
重いファイトのあと、暗いし足場も高くてちょっと苦労したが何とか秘書が魚をネットに入れた。

長くて、黒くて、細いニジ。
日中は多分、底にへばりついていたのが暗くなって水面に上がってきたのであろう。
ヒレはキレイに尖っており、細身の割りによく引いた。

今回は、コレで良しと、しようじゃないの。