コレは25cmほどの美しく引き締まった体躯のイワナであった。
先ほどの秘書の尺もそうであったが、この魚もフライを口の中までガップリ咥え込んでいた。

今日の陽気のせいであったか、ハッチもかなり激しく顔にバンバンぶつかるほどで、魚もすっかり警戒心を解いてはしゃいでいたらしい。何しろ、ここにこんなに魚がいっぱい居たの?というくらい、無数にライズ・リングが一面に広がっていた。
まさに、ゴールデン・アワーに遭遇できたということらしい。
もう少し、明るさが持続してくれていたなら、さらに数もサイズもアップできたであろうと惜しまれる。