昨年まる一年は、鹿留に訪れていなかったので、コレは久し振りの眺めである。

幸い、風もごく弱く、気温は見た目に反して恐ろしく低いが穏やかではある。
客はケッコウな数で、満遍なく散ってロッドを振っている。

ダブルハンドの諸君らは、道具一式を置きっぱでセコイ場所取りモードである。
管釣りでそんなセコイことをする意味がよく理解できないのであるが、そもそもこんな場所で、ダブルハンドの長竿を振り回すこと自体がミミッチイ感じがするのである。
この様な小さい楽しみ方を見ると更に寒さが身にしみるのであった。