6月に忍野に来るのは初めてである。
そもそも5月にはG.Wがあったり、自動車税の支払いがあったりと出費が多いゆえ、6月は大人しくしていることが多いのである。

ともあれ、沸き立つ木々の緑が目に沁みる。
タップリと水分をもらって瑞々しく、精力満々の緑の城壁といったところである。

久し振りに出来立てのウマい酸素を肺いっぱいに吸い込むと、身体の隅々の細胞が身震いして悦ぶようである。
この清々しさを味わえるだけでも来た甲斐があったというものである。