敷地の一番奥にあるフライ・専用ポンドに入る。

殆ど等間隔にグルリと一周、満遍なく人が入っている。
コレじゃ入る場所ないじゃん、と思いつつ、何とか隙間を見つけてもぐり込むのであった。

シーンと静まり返った池には、まったく魚の気配とか活気とかいうものが感じられないのである。
周りを観察していても、全くと言って良いほど釣れていない。

時折、特定の2〜3人にだけポツリ・ポツリと小物がストライクしている程度である。
既に期待の持てない状況であるコトは察しがつくのであるが、ま、取りあえずロッドを振ってみる。