一厘ずつはこんなに可憐。
ところで、ネモフィラってどんな香りがするのかと思って嗅ごうとしたのであるが、丘のすぐ下に見えている「みはらしひろば」にある売店からずっと煙と香りが漂ってくるのである。
どうやらウィンナーか何かを焼いているらしく、どうやっても、花の香りがケチャップと肉の焼ける匂いになってしまうのである。

あとから、頂上付近まで行くと、そこまでは売店からの匂いは届かないらしく、ようやく花の香りが判った。
特徴的ではないけれど、いわゆる一般的な「花の香り」で、パンジーなどと似ているがもっと優しい、嫌味のない香りであった。