07.17  「梅雨明けもやはり・・・・、 山梨県・忍野  


前回の釣行からちょっとばかり間があったのであるが、出掛けられる状況が出来たので釣りに行く。
やはり、手近な「例の場所」になるなァ・・・・。

折りしも3連休で、しかも梅雨も明けるし、学校もそろそろ夏休みに入るという行楽には絶好のタイミングである。
と、なれば、高速道路の渋滞は必至である。
そもそも、最近の傾向として通常の土日でも早朝から渋滞は慢性化しているワケで、それに輪を掛けてこの3連休である。
普通に土曜の朝に出発すればアホ渋滞にドップリ嵌るのは火を見るよりも明らかである。

そんなわけで、前日、金曜の夜11:00過ぎに三鷹村を出発する。
いつも通り調布から中央道に乗ると、それなりに車は多目ではあるが順調に流れて、1時間チョットで河口湖インターを降り、道の駅「富士吉田」に到着する。
そのまま缶ビールを1本引っ掛けて朝まで車で熟睡する。

翌朝、7:30ごろ最終的に目を覚ます。
コチラは東京と違って夜は寒いくらいに涼しくて、やたらと気持ちよく眠れるのである。
明け方、何度か浮上しかけたが、あまりにも気持ち良くて起きるのを先延ばしにしたくなり、2度寝、3度寝である。

ケータイ・サイトで興味本位に渋滞情報をチェックしてみると、中央道は相模湖先頭で高井戸まで繋がって45kmなどと出ている。
予想通りの大渋滞である。
前日出発は大正解であったナ。

更に渋滞情報をカーラジオでも聞いて腹の中で黒く笑いつつ、昨夜コンビニで仕入れておいたサンド・ウィッチでかるく朝食を済ませて身支度し、8:30過ぎに道の駅を出て忍野の漁協駐車場に車を乗り入れた。

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梅雨も明けて夏の強い日差しが降り注ぐ忍野の流れ。
水色は今日もクリアーで、意外にも人は少なくて穏やかな雰囲気である。

魚たちは例によって静かにライズを繰り返している。

人が少ないせいか、魚の反応は良い。

釣りを始めて直ぐにドライに出た。
秘書がちょっとwcへ出かけている間にナイス・サイズがストライクした。

コイツはいいファイトだ。
日差しは強いが風が抜けると涼しくて爽やかである。

ナンと言ってもクリアーな空気感が勝るので、少々暑くても凌ぐことが出来るのである。
秘書も順調に掛ける。

コレも良い型でよく走る。
今度のはさっきのより大きいゾ。

耐える秘書。
秘書が見つけたギンヤンマ。

ますます夏の雰囲気。
キレイなブラウンが出た。

出方もファイトもマンゾクの1匹。
サイズの良い魚は対岸の日陰に多く着いている。
さて、そろそろランチ・タイムである。
こんな暑い日は休息も重要だ。
今日は吉田うどんの店に入る。

遅ればせながら、ホンモノの「吉田うどん」なるものを初めて食した。
コレはなかなか、の、モノであった。
うどんで腹を満たした後は、巨峰ソフト・クリームなどパクつきながら忍野八海の土産物屋などを冷やかしてブラブラ歩きを楽しむ。
今日はドメスティックの観光客が多く、他に目立つのはアメリカ人の小団体。
多分、中国・韓国系の観光客は早い時間が多いのではないかと思われる。

桃が最盛期で、どの土産物屋でも沢山並んでいる。
ちょっと目を引いたのが、最近流行で品薄の「具を食べるラー油」系のモノであった。デカイにんにくスライスが目立つその小瓶には特に手が伸びなかったが、適切にハヤリモノを取り入れているのには関心しましたナ。

こういう場所にいると、景気の低迷などと言う言葉はすっかり忘れてしまう感じである。

さて、流れに戻って、暫し涼しい川岸の木陰に座り込んで、ノンアルコール・ビールを喰らいながらノンビリする。
釣り人の数が幾らか増えてきているようだ。

・・・・・・・このまま一眠りしたい誘惑に駆られるが、せっかくの貴重な一日である、もうひと頑張りしてみますかネ。
午後の部、スタート。


モンカゲがハッチし始めた。
午後はチョイ渋めで、出ても乗らない魚も多い。
膳棚橋下で秘書のストライク。 ネットに入ったのはヤマメであった。
坊サンのストライク。


ケッコウ走るゾ。
サイズは大したコトないけど、ヒレはシッカリしていてよくファイトした。
ソコソコ魚は出るが、フッキング率が低いのである。
そろそろ疲労の蓄積で反射も鈍くなってきているせいもあるカモね。

せっかく出た対岸ブッシュ下の大型ブラウンもスッポ抜けしたりするのであった。
今度のはチョイといいサイズだぞ。

強烈なファイトだ。
リールでやり取りする。
イブニング・タイムに滑り込みつつある。

ハッチも盛んである。
川面には霧が漂い始め、幻想的な雰囲気が迫る。 最後の1匹は秘書のヤマメであった。
今日はフライが見えなくなるまで、フルタイムで楽しませてもらった。
駐車場を出ると、黒いシルエットとなった富士山の山腹に点々と登山者の燈す明かりが浮かび上がっていた。

帰りは例によって再び道の駅「富士吉田」で一眠りして21:30過ぎに出発して中央道に乗ったが、意外にも渋滞は無くスルスルと走って帰宅出来た。

ところで・・・・、ウチのシャチョーはと、言いますと・・・・。
ワシは家で留守番じゃ。


シャチョーとは関係ないが、秘書が夕方の忍野で足首をブユに三箇所も喰われて翌日はパンパンに腫れ上がってエライ目にあったことである。
次回からはくれぐれも気をつけねば。