2011' Flyfishing & CAMP

12.23,  「今年も x'mas ツリー(釣りー) 開成・フォレスト スプリングス  



いつの間にか師走になっていた。
忙しいような、そうでもないようなビミョーな日常のなかで、ジタバタしたりボケーっとしたりしてるうちに、まだ先だと思っていたらもうクリスマスだと。

ところで。
釣りとはカンケーないけど、最近我が家でハマッているものがあって、寒い季節といえば暖かいラーメンに魅かれるわけであるが、「マルちゃん正麺」が予想以上のヒットであった。
役所広司がCMで言ってるコトがホントかどうか確かめたい衝動に駆られて食してみたところ、コレはほんとに美味かった。
みそ、とんこつも試してみた結果、どれもイケたが醤油が一番インパクトがあった気がする。

役所広司といえば、もう一つヒットしたのが「ダイワにゃん」である。
わたしはあのCMがとても好きなのである。
役所広司が「ダイワにゃん」マスクを被って登場するのを心待ちにしているのは、きっと私だけではないハズである。

・・・・・・。
さて。釣りである。
今年も秘書の計らいにより、「x'mas 釣りー」に出かけられるコトとなったのであるが、さて、何処に行くか。
箒川は寒すぎるし、スタッドレスを履いていない車ではチョイと不安がある。
鹿留もいいが、新鮮味に欠ける。
そこで以前からチェックを入れていた開成フォレストである。
クリスマス企画として、カップル券には特別割引とオマケでケーキ・ドリンクセットがサービスされるということなので、コレは美味しい。このエサに喰らいつくことにした。

23日(金)朝。冷え込みもキビシイ三鷹村を7:00頃出発し、環八経由で東名に乗る。
既に渋滞が始まっていて、横浜町田I.Cから9km繋がっている。
ま、管釣りなんでノンビリ行くことにして、渋滞を抜けてから海老名サービス・エリアに入る。
膀胱も満タンだし、朝食もココで摂る予定にしてあったのである。

三連休らしく賑わいを見せるフードコートで、から揚げうどんとミニ・チャーシュー丼で軽く朝食を済ませて出発する。

※画像クリックで拡大
  海老名S.Aを出てからは、車は多いが順調に流れて大井松田で高速を降り、到着直前で少し道を探したが10:00過ぎにはフォレストの駐車場に入った。 
  レスト・ハウスで受付を済ませる。

レンタルのランディング・ネットは保証金預かりシステムで、借りるとき受付で\1,000-預けて、ネットを返却すると返金される。

 
  身支度をして池に出てみる。
なんせ初めての場所なので勝手が分からず、実際にロッドを振るまでに時間が掛かるのである。
ココは三つのポンドで構成されているのであるが、一番小さな2ndポンドだけがルアー専用となっていて、あとの二つがルアー・フライ混合のポンドである。

ところで、事前にTVやネットでチェックを入れていた時と、実物を目の当たりにした時のスケール感のギャップというものは起こりがちであるが、今回も正にそうであった。
もうちょっと大きな池を想像していたのであるが、こんなにショボイの?・・・・・・・。 
  いくらか大きな水溜りといった風情である。

ま、「釣り堀」と表現するのが適当というカンジであった。
満遍なく人が入っていて、釣る場所を探すのに苦労する。

摂りあえず、1stポンドの僅かな隙間に入ってようやくロッドを振ってみる。
周囲の釣り人も殆ど釣れていないが、私たちにも全くストライクが無い。 

暫くやってみたが反応が無いので、3rdポンドに移動する。
こちらは見た目にも魚が多いし活気も感じられる。

  今日は殆ど日差しがなく、どんよりとした重い雲が空を埋めている。
予報ではもうちょっと良いことを言っていたハズなのだが。

ここでようやく魚がストライクしはじめた。
沈めて何匹か来たが、今一つ決め手となるパターンが掴めず、なかなか続いていかない。
こんな池の管釣りで苦戦するとは思いもしなかった。 
  ライズが活発になってきたので、ドライに変えてみるが、ナマイキにもフライを見切るのである。

  そうこうするうち、突然、ミゾレ混じりの雨がサアーっと降り始める。

雨はすぐに上がって、それから急に魚の活性が上がった様である。
     

そのまま午後は良いペースでヒットがあり、特に後半ではドライで面白いゲームができた。
       

連続でストライクし始めてからは、つい夢中になってしまったのでロクに休憩もしないで釣ってしまい、いつの間にか15:00を回っていた。
ようやくレストハウスに入って遅いランチである。
事前にネットでチェックしていたのであるが、ここにはなかなか面白いメニューが揃っている。

メガ盛り系は食べきれそうにないので、無難なポーク・ジンジャー定食とジャンバラヤ、そしてサイド・メニューにトラウト・ディッパーをオーダーした。トラウト、サーモンを使ったメニューも多いし人気があるらしい。
トラウト・ディッパーはマスのナゲットみたいなものだが、コレがなかなかのモノで、サクッとかるくて香ばしい衣の中はふっくらと柔らかくジューシーな身が詰まっていて後を引く。
他の二品も並以上には美味いレベルで満足であったが、ポーク・ジンジャーのライスがギョッとなるほど大盛りでコレにはまいった。

クリスマス・サービスのケーキを平らげる頃には、すでに窓から見える釣堀には夕暮れの気配が迫りつつあった。
すっかり満腹になって落ち着いてしまったし、釣りの方は最後にドライで入れ喰って満足したので、少々早いが今日はこのまま上がることにした。
まだ明るいうちに余裕を持って帰路に就くのも良いモノである。
  帰りも海老名サービスエリアに寄る。

最近リニューアルされたばかりで、まるでデパ地下みたいな店内は多くの人で賑わっていた。
見て回るだけでもなかなか楽しいのである。

遅いランチでまだお腹イッパイなので、家に帰ってからの夜食用に惣菜を何品か購入し、一通り店を散策して再び帰路に就く。 

東名上りの渋滞は大したことも無く、19:00に三鷹村に帰りついた。

さて、初めて行って見た「開成フォレスト・スプリングス」であるが、秘書と共通の見解として、スケール小さすぎ。
やはり鹿留を見慣れた感覚からすると、狭くて伸びやかさに欠ける点で楽しみきれない窮屈さがある。
ペアー券の割安感や、東京からのアクセスの容易さ、往復道中の海老名S.Aでのレジャー性などは魅力ではあるが、もういっぺん来るか?と聞かれたら、・・・・・・「たぶん・・・・・、来ない。」



蛇足

猫シャチョー近況
  最近はちょっと前に、以前罹ったことのあった肛門腺が詰まる病気が再発し、またオシリ爆発。

ちょと便秘気味になったときは、注意して見るようにしていたのであるが、今回は腫れなどといった症状が見つけられなかった中で、いきなり排便時にオシリに穴が開いて膿みが噴出した。

今回は以前の経験があったのでソレほど慌てずに処置ができ、経過も順調で、3週間程で穴も塞がった。
現在はもうすっかり完治して、元気な日常を送っている。