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2002.6月9日のキャンプレポートです。


今回は新潟、塩沢石打I・Cに程近い川へのワンナイトオーバー。

午後9時近くに出発して関越道に乗る。
順調に走っていつものように谷川岳P・Aで給水する。
ところで、このP・Aのサブウェイは実に不条理である。
ストロークが短い上に登りで、しかもトンネルの直前に放り出されるのだ。

重たいユーロバンが一生懸命加速して再び本線に復帰する。
で、関越トンネルを抜けると、「そこは雨だった」のだった。

またしても、例によって例のごとく、この辺りから雨だ。

メンバーの誰かが、雨オトコ若しくは雨オンナに違いない。

午後11時半ごろ到着する。この川に来るのは、一昨年の夏以来である。
小雨が降ったり止んだりの空模様で、気温は低くて肌寒い。

めずらしく同業者が誰もいない。
いつもは一組や二組のキャンパーなり、フライ屋さんなりが居たりするのであるが。

車のルーフを上げてオーニングを広げ、ランタンに灯を入れて、テント出して、それから重労働トイレの穴掘って・・・・、という一連の作業を行なうには、だ。

車の冷蔵庫からよーく冷えたビール燃料を注入しながらでないと、イケナイ。

でね、ナニが多いかってアナタ、虫ですよムシ。
いつもこの季節はまだ比較的少ない筈なんだけど、なんせ今年は暖かいからねぇ。


前回から加わった虫嫌いのメンバーは、パニック状態。気の毒に・・・・。
深くていいトイレ穴が掘れて満足した後は、語らいと酒の時間である。

程よい量のアルコールを摂取して(ウマイ赤だったナァ)、ぐっすり寝て目を覚ますと午前7時過ぎであった。
そそくさとトイレに駆け込む。

前夜は時々の雨と強風であったが、朝は天候も回復していた。
不思議なコトに、朝には天気が回復するのもいつも同じである。

メンバーの誰かが晴れオトコ、若しくは晴れオンナに違いない。
朝のムッちゃん。
腹が減ったらしくて一緒に起きる。


聞こえるのは川の瀬音と、鳥の声のみ。
そして、だぁーれもいない川を眺めていると、ワタシの中の釣り師が目覚めるのであった。

こんないい時期の、この時間で先客が居らんとは、どういうコトか?。

これはきっと、私に釣りをしろと、いうことなんだな。
というワケで、ムッちゃんにメシを食わせてから、ロッドを継いでラインを通す。


ま、ちょっと様子を見に行くだけなので、足元はモカシンのままである。
テントサイトの目の前の、普通のシューズで歩けるトコだけ拾ってみると、つれたナ。

1時間半ほどの間であったが、5〜6匹出て、2匹はカメラに収めて、一匹バラして残りはフッキングしなかった。

風もあって肌寒く、雰囲気的にはサカナ君もスローではなかろうかと思ったが、予想に反して流勢のある瀬の中のスポットからも#14のドライを元気よく捉えた。

ウェーディングシューズを履かずとも魚は釣れる。そしてやっぱり、「早起きは三匹の得」なのだった。
見事に晴れた。
実にいい「あお」である。

その青い空の下、テントサイトに帰ってみると有り得ない事が起きていた。


みんなが起きているのだった。

オドロイタ。
まだ午前10時前なのに!!

これは、事件である。


さて、朝メシだ。
ゴキゲンなのはムッちゃんである。
気に入った石を見つけて、ほっぺスリスリ攻撃。

もうスキスキ状態。
これでもかっ、ていうくらいしつこく愛するのだった。
キャンプにくるとよくこういう事をやっている。
明らかに石を選択して愛する様である。

彼にしか解らない、何がしかの基準が存在するらしい。
荻窪の有名な店のパン、それに彩りのキレイなサラダとフランクフルトで、軽く朝食を済ませる。

モチロンその前には、起き抜けの朝ビールを注入済みである。

朝食の後片付けが終わってから、今度はツマと一緒に釣りに行く。
二人羽織キャストだ。
二度ほど彼女が自分でドリフトするフライにイワナが出てくれたが、フックアップには至らなかった。
出たのが「わなんなかった」んですと。
コレはワタシが釣った。
同じポイントで続けて2匹キャッチした。

筋肉隆々でパワフルなボディ。
#3のロッドをバットからひん曲げて引っ張り回してくれた。

因みに今度はウェーディングシューズを履いてきた。
履いてもやっぱり魚は釣れる。
この流れは暴れ川である。

たまに来て見ると、流れの筋が変化しているし、以前は川沿いの林道で上流の大堰堤まで行けたが、その道も数年前の集中豪雨で流失したままになっている。

そういう流れで鍛えられているイワナたちは、体長に比較してテールが大きく発達しており、強力なファイトでスリルを味あわせてくれる。
ブタ、いや、ムクの砂浴び。

全身に土をまぶして満足気だが、キタナイ。
白い所が無くなっていく。

叩けば埃の出るカラダ?
あーダルい。
あー眠い。

今回は釣り的になかなか充実していて、愉快な思いが出来た。
二回に分けて、合計で3時間余りロッドを振っただけであったが、ちゃんとキャッチ出来た5匹を含めて10数匹の魚が相手をしてくれたわけだ。

これは、なかなかに悪くない内容である。
他には同業者も居なくて気分も良かったしね。

来週はとうとう梅雨入りする見込みらしい。
してみれば、直前の貴重な晴れ間を濃く遊ぶ事が出来たと言って良さそうである。


帰りの高速は、赤城を過ぎてから20kmの渋滞にハマってしまった。
時間からすると、みんなW杯中継に間に合わせようと思って集中したのじゃなかろうか?

なんなら、ワタシが釣りにいく時はみんなサッカー見ててくれたら、川が空いててウレシイんだけど。

お帰りになられた後のシャチョさん。

今回はあんましお疲れじゃない様で、眠気より食い気勝ちですナ。
メシ食ったあとは、この様に余裕かましておいでデス。

キャンプで砂浴びしてくれたから、帰ってきて濡れタオルで体を拭いたら、タオルが真っ黒。

お手柔らかにお願いしますよ、シャチョー。
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