2002.8月11-14日のキャンプレポートです。
今回は新潟。
夏である。
夏といえば、我々的には「東北」なのである。
日程的にも充分可能だ。イカ焼きも呼んでいる。なのに、天気がモンダイなのだった。
予報をチェックしてみると、ずっと雨で、帰ってくる頃になってようやく回復するらしい。
青森あたりまで出掛けていって雨ばっかりじゃガックリだし、ということで、いっそ近場の新潟で行った事のない川を開拓するのもよかろうという代案が出た。
新潟なら天気も良さそうだし、高速も渋滞が少ないようである。
プロローグ編
写真無し。悪しからず。 東京を昼過ぎに出て関越道に乗る。いい天気だ。渋滞も無く、順調に走って谷川岳P.Aで水を汲み関越トンネルを抜けると、・・・・・。 雨である。 ナンで、どーして!?、と嘆いてみるのはホンの数秒で「新潟はいつもこんなモンだ」と、さっさと開き直る。 で、最初に向かったのは六日町・ICからちょっと行った所にある水無川。 川沿いの道をクネクネと走って上流を見に行くも、イマイチだナ、ということでちょっと下流に下ってそこで取り敢えず今夜を過ごす事にする。 ところが、そのテント場に思わぬ落とし穴があるのだった。→ |
舗装道路からダートが川岸まで下りていて、丁度いい広場がある。先客もないしおあつらえむきだ。 ただし、かなり急勾配で登れるかどうかちょっと微妙なカンジのところである。 一応、車を降りて路面状況をチェックしてみる。 割りとシッカリしているようだし、FFだからダイジョーブと判断して乗り入れる。 果たして、その判断は正しかったか? |
写真無し。悪しからず。 何気に一晩を明かして、翌朝一番にちょっとロッドを振りに行く。 前日イブニングに来ていたフライマンに聞いたとおり、芳しくない。 サイトに戻ると、一台、軽1BOXが止まっている。 銛で魚を突きに来たオジサンだ。 で、そのオジサンが川から上がってきて車に乗り込み、坂を上がろうと発進してからが、さあ大変。 登れないんだなコレが。滑っちゃってね。 しつこく十数回ほどトライするも、あと一息のところで止まっちゃう。 しょうがないので、3人がかりで押してあげる。 ようやく脱出に成功、オジサンは丁重に礼を述べて去っていった。→ |
で、我々である。 軽はすぐに滑っちゃうのよ、と、たかをくくってゆっくり朝メシを食って片付け終わり、じゃ次の川へ行こうと坂を登りに掛かると、止まっちゃったんだな。 おんなじ所で。 オジサンが散々滑って掘っちゃったのが誤算であった。 すっかり立ち往生してしまう。 と、そこに救世主登場。 川遊びにやって来たファミリーである。 その中の男性2人が汗だくになって、重たいユーロバンを押してくれて、無事坂の上にたどり着く事ができたのであった。 ひたすら感謝。 |
写真無し。悪しからず。 何回もお礼を言って、汗だくのままユーロバンを発進させる。 「親切な人がいてくれてよかったねー」とか、「お前の言う事は二度と信用せん」、とか言われながら、今度はもうちょっと北上して佐梨川を覗きに行く。 でも、みんな車の脱出で大汗かいてしまったので、取り敢えず風呂だ。 「風呂トピア」とかなんとかいうところを見つけて汗を流し、ついでにランチも済ませる。 ラーメンが、意外に悪くなかった。→ |
雨の影響で川は増水してるし、テント場もいい所が見つからない。 さてどうするかというハナシになって、やっぱり南下していつもの川に行くコトに決議する。 小出・ICから再び高速に乗って塩沢石打・ICで降りる。 結局の所、車がハマって大汗かいただけで、なんも収穫がなかったという事か。 どーセ天気も悪かったんだし、青森行った方が良かったんじゃないか? |
本編
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天候不順な中、夕刻になっていつもの場所に到着する。 天気が悪いせいか先客は誰もいない。 定番の場所にやって来ると、妙に落ち着く。逆に新鮮味もないけどね。 サイトのセッティングが終わるとまた雨だ。 釣りにも行けないので車の中でトランプをしたり、オセロをしたりして遊ぶ。こういう時キャンパーのよさを痛感する。(押す時は重いけどね。) 晩メシの頃はまた雨が止む。 |
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「もう寝たほーがいいんじゃないの?」 |
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翌朝。 ぐっすり眠って目が覚めると辛うじて雨が上がっていた。 皆が起きてくるとトイレを使いたくなるだろうから、今のうちに穴を掘りに掛かる。 半ばまで掘り進んだ所でまた小雨が降りだす。 |
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トイレも無事完成して朝メシも済ませる頃には、にわかに晴れ間が見え始める。 昨日までの雨で湿った装備をいっせいに干してみると、難民キャンプの様である。 |
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釣りに行ってみる。 ちょっと増水して笹濁りというコンディション。 いかにもイケそうな雰囲気だが、どういうものか、からかいに来るヤツもいない。 減水してる間にすっかり潜って獲っちまったのか? もっとも、この時期の釣りは太陽が昇ってしまう前が勝負だから、ちょっと時間が遅い。 このあとすぐに、川遊び隊がぞくぞくと繰り出してきた。 |
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ムッちゃんも湿った毛皮の虫干し。 |
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午後はまた雷雨がやってくる。 川遊び隊も退散して、川に静けさが戻る。 やるコトがないので、雨の中でシャワーを浴びる。 スッキリしたところで、晩メシまでの間キャンパーの中で酒とツマミを吸収しつつ、またトランプなどして時間を潰す。 で、無事雨も上がり食事も終わったら、やっぱり花火だ。 このような小さい花火の方が風情があってヨロシい。 勿論、花火のカスは翌日キレイに片しましたよ、ええ。 |
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翌朝、早起きして釣りに行く。 一番乗りなのにやはり今一つ反応が薄い。 いくらスレていても、いつもなら朝イチではそれなりに出てくるのであるが。 かなり釣り登るうちに何匹か出てくるヤツもいたが、みな小型でしかも、電光石火である。よほどの事があったらしい。 途中、2つほど見慣れない大きなプールが出来ていたし、河原の造形もかなり変わっていたところを見ると、また激流が暴れた様でもある。 |
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昨日も増水後に濁りの引きが遅かったし、川床も全体的に砂をカブリ気味である。 上流の環境悪化がまた進んだのかも知れない。 この魚のほかに、尺にもうちょっとで手が届くサイズのやつを一匹キャッチできたが、そいつは写真を取る場所を探しているうちにエスケープしてしまった。 やっぱりランディングネットいるかな。 どれくらい魚が残っているか探ってみるつもりで、けっこう一生懸命やってみたが、報われない作業であった。 |
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まったく、暑くてやっちゃらんないゼ。 |
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昼頃サイトを畳んで、帰りに、かつてよく通った川に寄ってみる。 よく知っていた頃と比べるとすっかり手が入って変わってしまった。 小さいがよく釣れる充実した流れだった。 ユーロバンオーナーの「W氏」がロッドを振るのをツマと2人で眺める。 釣れやしねぇだろうと思って見てたら、3匹釣れた。 「へぇー」って感じだけど、どうもロッドを出す気にはなれない。 また断続的に雷雨がやって来る。 |
というワケで。
待ち遠しかった夏休みも来てみると、あっという間に終わりである。
天気を気にして敢えて東北を外したら、新潟でもシッカリ雨に降られるし。
車はスタックするし。
魚は薄い。
実に思い出深い、楽しい夏である。
モ一つオマケで、帰りは渋滞だ。
アウトドアーライフはこうでなくっちゃオモシロくないよね。
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帰ってきてメシを食ったら、いつものようにハイ、このとおり。 このお方は、スタックしてみんなが汗だくで必死に車を押している時も、中で一人、他人事のように澄ましておいででした。 サスガ。 |