2012' FLYFISHING & CAMP


10.20,  「今年も、秋ナス(那須)    栃木県 箒川  




 今年もこの季節がやってきた。

ここ2年ほどは、秋になると箒川の冬季釣り場での釣りと、道の駅の産直野菜の購入、そしてレストラン「いちまつ」でのランチという三点セットが恒例行事であり、愉しみとなっているのである。

一年ぶりに那須塩原に向かう。
19(金)夜、9:30を過ぎた頃、三鷹を出発し、裏道を抜けて外環道経由で東北道に乗る。
途中、「エクスパーサ・羽生」に寄って晩メシを摂る。これも昨年と同じである。

この時間になるとフード・コートで営業している店は二件だけで、それぞれの店から一品ずつ、とろろうどんとチャーハンをオーダーして平らげる。
空調が効き過ぎていて、あっという間に料理が冷めてしまうのであった。

再び本線に復帰し、車は多いが順調に流れて日付が変ったころ高速を降りた。
長い直線の一般道を道の駅に向かって走る。

ちょうど寒気が入り込んでくるタイミングに当たってしまったので、気温はぐっと下がっている。
国道に設置されている気温計は7℃と表示されていた。
いきなり一ケタ台の気温では、まったく体が覚悟していないので、ことのほか寒く感じるのである。

1:00近くに道の駅「湯の香しおばら」に到着する。

ここは山梨とは違って、停まっている車もホンの数台程度で静かなものである。
ヒーターの効いていた暖かい車内から一歩外に出ると、冷たい空気に身震いする。
見上げると雲ひとつ無い満天の星空である。

寝支度を整えると、ウィスキーを喰らってから眠りに就いた。
ぐっすり眠って、午前5:00近くに一度浮上すると、車内がエラく冷えている。
エンジンを掛けてヒーターで車内を暖めて、ついでにトイレに行く。

温まった車に戻り、再び眠りに落ちたが、やたらと気持ちがよくて、時々浮上し掛けるがまた継ぎ眠り、結局最後に起きたのは午前8:00なってからであった。
眠ろうと思えばまだ眠れそうであったが、いい加減に起きないと遊べる時間が短くなってしまうので、頑張っておきる。

※全画像クリックで拡大・解説ページ
  外は眩い光が溢れている。

超ーっ、良い天気である。
気温は低いが、風も止んでいて日差しは暖かである。 

駐車場にも少しずつ車が入ってきている。

昨夜、高速のサービスエリアのコンビニで仕入れてあったおにぎりと、此処の外売り売店で仕入れた具沢山で美味な熱々のトン汁で朝食を済ませて、ちょっと周辺を写真を撮りながら散歩したあとで野菜の直販所へいく。

那須に来る大きな目的の一つは産直野菜の購入なので気合が入るのダ。
今年は大根売り場が移動されて、少し面積も縮小されたようであったが、それでもリッパな大根が山積みされており、その脇にはノビノビと育った長ネギがズラリと並んでいて、心奪われる光景であった。

屋内の野菜売り場は、更に沢山の野菜と人で賑やかであった。

  目的の大根も購入出来たので、道の駅を出発し、川に向かう。

さすがにまだ紅葉はしていないが、山間のワインディングは清々しく、気分爽快である。 
 

10:00過ぎに冬季釣り場となっているC&Rエリアに到着して、いつものようにレストラン「いちまつ」で入漁券を購入する。

  福渡の橋から流れを覗くと、そこそこの人数の釣り人が見える。

上流側は人が多いので、今日は最初から下流に入ることにした。 

いつものプールに入ってロッドをセットして釣りに掛かる。
       

この後ちょっとアタリが遠くなって、上流に向かって移動しながらロッドを振るが、ストライクしてくる魚はいなかった。
午前の部は取り敢えず、こんなトコロである。

一応、2人とも収穫はあったので、一区切りつけて楽しみにしていたランチに行くのである。

   毎回、「いちまつ」のランチは、塩原に出掛けて行く大きな目的の一つとなっている。

ふと、「あの味が食べたい」と痛烈に思い出すことがあって、そうなるとどうしても食べたくなる。
今回も心待ちにしていたのである。
ここの料理は、全てに入念な手間を掛けて手抜きなしで作られていることが、つけ合わせの野菜一つをみても判る素晴らしい仕事である。
いつもの事ながら、超〜っマンゾク、幸福、満腹である。
今年も念願叶った。

さて、お腹は苦しいが、時間が惜しい。
一休みしたいところであるが、午後の釣りに行くのである。


 
     

 
    

 
     
夕刻、ストライクは続いたが、最後にストライクした魚は暫くロッドを曲げたあとでティペットがブレイクした。
こうなると、もうティペットを結び直すことが出来ない暗さなのである。

今日はもう十分遊ばせて貰った。
一足先に車に戻った秘書も待っているコトである。帰ろうか。

一先ず、道の駅まで行き、一通り帰り支度を整えて高速の渋滞情報をチェックする。
部分的に数キロ程度の渋滞はあるが、大したことはない様なので、このまま帰路に就く。

土産物を物色するつもりで上河内S.Aに入ると満車で停める場所がない。
仕方がないのでもう一走りして、丁度渋滞が始まった辺りで佐野S.Aに入った。
ここにきて睡魔も襲ってきていたので、土産物をゲットしたあと一眠りする。

一眠りのつもりが、二時間もグッスリ眠ってしまい、時刻は午後9:00になっていた。
出発すると、渋滞もすっかり解消していて、順調に走って23:00頃三鷹に帰り着いた。

オマケPhoto